金寛容(キム・グァンヨン)知事は25日、知事就任後初の地域視察として鬱陵島と独島を訪問した。独島で金知事は「経済的・行政的な論理を離れ、領土守護の観点で鬱陵島と独島が発展すべき」と述べ、これまでのように中央政府に任せきりではなく地方自治体として積極的に関与する意思を示した。
新構想発表の理由を、独島問題をめぐり日本に確固たる意思を示す必要があるとためだとしている。まずはこれまで1日400人に制限されていたが独島の訪問者数規制を解除し、国民の訪問を容易にして独島の実効的支配を強化することを主張した。接岸や休憩施設不足を解消したり、漁業者が定住できる漁場や基地などを造成する案などを挙げた。
新構想にはまた、東海岸の海洋資源を成長動力として開発するために鬱陵島と独島を基点に江原道と蔚山市を結ぶ東海岸海洋三角ベルトを形成し、道庁に海洋政策課を新設することも盛り込まれた。独島諮問大使の任命やロシアなど海外研究所との共同学術大会開催など地方外交の強化、鬱陵島の定住要件を改善やリゾート地開発などの案も含まれている。
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