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不明者家族ら 捜索中止受け入れ=韓国船沈没事故
【珍島聯合ニュース】韓国政府が11日、沈没した旅客船セウォル号の行方不明者の捜索を打ち切ると発表したことを受け、不明者9人の家族らは捜索を中止しても、不明者の発見に向け船体の引き揚げなどの方策を講じるよう求めた。 4月16日の事故発生後から珍島で捜索を見守っている家族らは会見で、「船体内の崩壊が進み、潜水士が危険にさらされている。冬を前に無理に捜索を続けた場合、さらなる事故を招きかねないという専門家の意見を聞き、1カ月ほど捜索の継続と中止の間で苦悩した」とした上で、「最も大切なのは潜水士の安全」と強調した。 また「残念な気持ちでいっぱいだが、愛する家族を失い、苦痛の中で生きる人がこれ以上生まれてはならない」として、「海中捜索を中止してほしい」と述べた。 家族らによると、海洋水産部の李柱栄(イ・ジュヨン)長官は家族の代理人との面談で、引き揚げの技術的な検討や海域の事前調査などを行う組織を部内に設置する考えを表明した。 kimchiboxs@yna.co.kr