会見する柳投手=21日、ソウル(聯合ニュース)
会見する柳投手=21日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米大リーグで2年目のシーズンを終え韓国に帰国したロサンゼルス・ドジャースの柳賢振(リュ・ヒョンジン)投手(27)が21日、ソウル市内のホテルで記者会見し、早くも来シーズンについて「けがを減らし、武器のチェンジアップの威力を高める」と意気込みを語った。 柳は「けがを3回したが、(回復に)長く掛からなかったことには満足している。ただ、(2回負傷した)左肩の管理をしっかりしなければならない。トレーニングも昨年より早く開始し、けがを防ぐトレーニングに力を入れる」と述べた。 今季レギュラーシーズンでは26試合に登板し14勝7敗、防御率3.38を記録。プレーオフでも地区シリーズ第3戦で6インニングを投げ、5安打、1失点と好投した。 安定した投球でドジャースの先発3本柱の一角を占めた柳は、これまでチェンジアップで注目されてきたが、高速スライダーで再び注目される場面もあった。ただ、エースの基準である15勝達成や、韓国人初の大リーガー、朴賛浩(パク・チャンホ)投手が達成した韓国人最多勝利(18勝)更新には届かなかった。 来シーズンの目標は投球回数200イニングだ。 無失点試合が昨シーズンの1試合から今シーズンは6試合に増えたことについては、「前向きに捉えている」と評価。一方で、152イニングだった投球回数については「満足していない。シーズンオフのトレーニング期間に調整し、来年は200イニングを達成したい」と目標を掲げた。「体のコンディションさえ良ければ十分に目標達成は可能だ」と自信をみせる。 得意のチェンジアップについては「チェンジアップで安打を浴び、早々に降板する試合も多かった」と振り返る。今シーズンはスライダーでも注目されたが、「チェンジアップを再び主力の武器として磨く」とした。 柳は韓国に3カ月ほど滞在する予定という。「家族、知人らと過ごすほか、ボランティア活動などをする」とした上で、「けがを減らすためのトレーニングを早く始めたい」と意気込んだ。 ikasumi@yna.co.kr
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