最新鋭警備艦「太平洋7号」=22日、東海(聯合)
最新鋭警備艦「太平洋7号」=22日、東海(聯合)
東海海洋警察署は22日、3000トンクラスの最新鋭警備艦「太平洋7号」の就役式を28日に行い、独島警備など東海岸の海上治安任務に配置すると明らかにした。

 太平洋7号は348億ウォンの費用で、韓進重工業が2005年3月から建造に取り組んできた。全長111メートル、幅15メートルで、最大航続距離が1万5000キロメートル、最大速度は22ノット。独島警備と救難などのためにヘリコプターが離着陸できる甲板と格納庫を備え、空海軍の立体作戦も可能だ。人命救助施設のほか、1万5000トンクラスの船舶を曳航できるシステムもある。これらの装備を利用し、管轄水域内の海上警備、犯罪取り締まり、密輸と密入国の防止、違法漁労の取り締まり、遭難船舶の捜索救助、海洋汚染の防止活動などの任務を遂行する。 

 従来の5000トンクラスや1500トンクラスの警備艦に加え太平洋7号が配置されることで、独島領海の主権守護と排他的経済水域(EEZ)での海上治安能力はさらに強化されると見込まれる。

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