【ソウル聯合ニュース】朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉を毀損(きそん)する記事を書いたとして産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(48)が在宅起訴された問題で、16日の韓国外交部の定例会見で魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官と日本のメディアとの間で激しいやり取りがあった。 魯報道官は14日の定例会見と同じく、加藤氏の問題に対する日本メディアの質問に「法執行の問題」との立場を繰り返した。 しかし、産経新聞の編集委員は加藤氏の出国禁止措置の3カ月延長を人権問題ではないかと質問。魯報道官は外交部報道官が答える事案ではなく、疑問があるなら法務部に問い合わせるようにと返した。 産経新聞側が「大韓民国という国を人権国家だと言い切れるのか」とたたみかけると、魯報道官は質問者自身の考えを問い返した。産経新聞側は「そう信じたい。それが確認したかった」と言い、魯報道官は「人権国家だ」と答えた。 続いて時事通信の記者も、外交問題への発展もあり得るとしながら韓日関係への影響を尋ねた。これに対し魯報道官は、「質問の自由にも限界がある」「挑みかかるような質問を大変不快に感じる」とした上で、外交部報道官の会見にふさわしい質問をするよう求めた。  mgk1202@yna.co.kr
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