北朝鮮 ビラ散布の中止求める＝南北軍事当局者協議

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の金珉ソク（キム・ミンソク）報道官は１５日、軍事境界線のある板門店で南北軍事当局者協議を行ったと発表した。　協議は同日午前１０時から午後３時まで非公開で行われたという。　韓国からは柳済昇（リュ・ジェスン）国防部国防政策室長が、北朝鮮からは朝鮮人民軍の金英哲（キム・ヨンチョル）偵察総局長がそれぞれ代表として参加した。金偵察総局長は北朝鮮に向けた非難ビラ散布の中止を求めたもようだ。　ただ、今回の協議で南北が合意した内容はなく、次回の協議日程も決まっていないという。　韓国当局者によると、南北は７日、黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線（ＮＬＬ）を侵犯した北朝鮮の警備艇と韓国艦艇が射撃戦を行った直後、北朝鮮が通知文を送ってきたことを機に協議を準備することになった。