【北京聯合ニュース】中国政府は10日、韓国南西部の沖合で不法操業をしていた中国漁船の船長が、取り締まりに当たった韓国海洋警察の発砲により死亡した事故を受け、強い不満を示した。 中国外務省の洪磊副報道局長は同日の定例会見で「在韓中国領事館が既に韓国政府に抗議した」とした上で、韓国政府に対し徹底的な調査と責任者の厳重な処罰を要求したと述べた。 海洋警察は同日午前8時半ごろ、全羅北道扶安郡の西約144キロの沖合で不法操業をしていた中国漁船(80トン)を発見し、停船命令を出した。取り締まりの過程で船員らが激しく抵抗したため、拳銃(K5)で空砲3発と実弾8発を発射した。船長の宋厚模氏は海洋警察の撃った実弾に当たり、呼吸困難などの症状で病院に搬送されたが死亡した。
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