北朝鮮・寧辺の原子炉「まだ稼働中」＝韓国外交部長官

【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の尹炳世（ユン・ビョンセ）長官は７日、北朝鮮が寧辺の原子炉の稼動を一時停止させているとの米シンクタンク・科学国際安全保障研究所（ＩＳＩＳ）の分析について、「まだ稼動しているという見方が多い」と述べた。国会による外交部の国政監査で明らかにした。　ＩＳＩＳは寧辺にある核施設の最新の衛星画像を公開し、燃料棒交換か施設改修のため、５０００キロワットの黒鉛減速炉の稼働を一時停止させている可能性を指摘した。　一方、北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）第１書記の最側近、黄炳誓（ファン・ビョンソ）朝鮮人民軍総政治局長ら高官３人が仁川アジア大会閉会式に合わせて韓国を訪問したことに関し、尹長官は「南北関係に肯定的な契機になると思う」と指摘。「２回目の高官級協議で双方の関心事を議論し、具体的な進展を得ることを期待する」と語った。 kimchiboxs@yna.co.kr