労組によると、会社側は組合員550人を解雇するリストラ案を労働部に提出している。また、筆頭株主の上海汽車工業総公司は同社を買収する際に特別団体協約を通じ雇用の安定と国内生産能力の向上で合意したが、むしろ中国に中核技術を流出するための「L-プロジェクトライセンス契約」を締結し、リストラを進めていると主張した。この契約は、上海汽車が中国にエンジン工場を建設できるよう双竜自動車の技術を移転する内容が骨子となっている。労組はこれを撤回し、京畿道平沢など国内の地域経済発展に向けた中長期的な計画を実践すべきと訴えた。
集会後にはデモ行進が行われ、警察は万が一に備え19中隊の約1900人を配置した。大きな衝突は起きなかったが、集会やデモ行進の影響で、周辺地域では交通渋滞が発生した。
労組は会社側がリストラ案を打ち出した11日に平沢工場で全面ストに突入した。16日からは平沢工場で立てこもりストを続けている。
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