米国移民前の最終居住地が韓国だった移民者は1941~1950年は107人だったが、1950年代は6231人、1960年代は3万4526人、1970年代は26万7638人、1980年代は33万3746人と増加を続けてきた。80年代をピークに減少し始め、90年代は16万4166人となった。2000年現在の累計は80万6414人で、その後2001年が1万9728人、2002年は1万9917人、2003年は1万2076人、2004年は1万9441人、2005年は2万6002人が合法的に永住権を取得している。
移民統計室は米国移民前の最終居住地と出生国を別途で統計しているが、韓国の場合は毎年、出生国別移民者が最終居住地別移民者よりも数百人多いことが明らかになった。これは、米国での留学や駐在勤務を経て移民申請をする人の数が反映されたものと思われる。
また、米国勢調査局の人口調査によると、現在米国に常住する韓国出生者人口は調査方法により大きく異なっている。 米国経常人口調査(CPS)では2000年現在70万1000人だが、標本数字とアンケートによる国勢調査(ACS)の結果では86万4125人となっている。さらに、2005年3月に発表されたCPS調査を移民研究センターが分析した結果によると、2005年現在米国に居住する韓国出生者人口は67万2000人となっている。一方、ニューヨーク・タイムスは16日付けで、国勢調査局とクィーンズ大学社会学科の資料を基に、2000年の韓国出生者人口は86万5102人、2005年は98万2818人と報じている。
韓国外交通商部は、2001年の在米韓国人数を210万人と集計しているほか、米国現地でも不法移民者と移民2・3世を含め200万人前後と推定している。
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