財閥創業家の女性はグループ傘下の中小企業を引き継いだり、海外ブランド品ショップや外食チェーン、ギャラリーなどを運営したりすることが多く、軍将校への志願は前例がない。
SKグループと国防部によると、崔会長の次女は現在23歳で、4月に海軍士官候補生に志願した。筆記試験合格を経て面接と身体検査を終え、今月29日の最終合格者発表を待っている。通常、軍将校試験で面接まで進めば、大きな問題がない限り合格するといわれる。
盧泰愚(ノ・テウ)元大統領の外孫にあたる崔会長の次女は、家族の反対を押し切って最も厳しいとされる艦艇勤務の将校に志願したとされる。自立心が強く、中国の北京大在学中は学費を奨学金で、生活費はアルバイトで賄ったという。
ある企業の関係者は「創業家の子どもの兵役逃れが取りざたされる中、女性が軍将校に志願したことは新鮮なショック」と話した。
一方、崔会長は特定経済犯罪加重処罰法上の横領罪で実刑判決を受け、収監されている。
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