韓国統一部の金義道(キム・ウィド)報道官が22日の定例会見で明らかにした。応援団派遣に関する具体的な計画や立場は表明していないという。
北朝鮮選手団は選手150人のほか役員、審判ら計273人。北朝鮮は13日にアジア・オリンピック評議会(OCA)に計352人の参加を申請したが、規模が縮小した。選手の人数は変化がないため役員や審判の数が減ったとみられる。
また、北朝鮮側は選手団の派遣に関する実務的な問題は書面で協議することを提案。韓国政府はこれを受け入れた。
韓国と北朝鮮は先月、北朝鮮選手団と応援団の仁川アジア大会参加問題を話し合う実務協議を行ったが、北朝鮮の一方的な決裂宣言で終了し、再開のめどが立っていなかった。
北朝鮮が書面での協議を提案したのは、来週まで実施される韓米の定例合同軍事演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)の期間中に協議のテーブルに着くのは難しいとの立場を示したものとみられる。
Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0