【ソウル聯合ニュース】韓国の権五晟(クォン・オソン)陸軍参謀総長は5日、砲兵部隊内で1等兵が先輩兵士らの集団暴行により死亡した事件の責任を取り、韓民求(ハン・ミング)国防部長官に辞意を伝えた。
 国防部のキム・ミンソク報道官は、権氏が同日午後、韓長官に対し「同事件をはじめ陸軍で発生した最近の一連の状況により、国民に多くの心配をかけたことを申し訳なく思う」と述べ、辞意を表明したと発表した。また、権氏が「わが軍の慢性的な兵営文化を刷新しなければならない」と述べ、陸軍の全将兵に改革を実行するよう求めたと明らかにした。
 韓長官は権氏の辞意を青瓦台(大統領府)に報告した。
 6月に陸軍部隊で兵士が同僚5人を射殺する事件が起きたのに続き、今回の集団暴行死事件が発生したことで、権氏は去就について悩んでいたとされる。

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