復旧費は総額3兆5125億ウォンで、国費から2兆6741億ウォン、地方費などから8384億ウォンが投入される。市・道別では、江原道が2兆3522億ウォン、慶尚南道が5171億ウォン、忠清北道が1983億ウォン、京畿道が1507億ウォン、慶尚北道が1092億ウォン、全羅南道が843億ウォン、忠清南道が1007億ウォン。復旧費の支援額には、10日に特別災害地域に指定された39の市・郡の財政負担軽減のため、総額8035億ウォンの国庫追加支援が含まれる。
また、毎年繰り返される水害を根本的に防ぐため、山間渓谷の急傾斜地に砂防ダムを大幅に増やし、洪水氾濫(はんらん)地域は土地を埋め立て河川の幅を最大限に広げる。橋脚の間隔が狭い河川の橋については間隔を広げ、洪水時の樹木などのひっかかりを防止する。道路の傾斜面など崩壊の危険が高い地域は、トンネル型構造物を設置し土砂崩れなどを防ぐとしている。土砂崩れの危険が高い地域や河川の水位より海抜が低い地帯の住民は、安全な場所に集団移住団地を造成し入居させる計画だ。
今後政府は、行政力を最大限に動員、早期に被害地域を復旧する方針だ。特に江原道平昌については来年2月に冬季五輪視察団の訪問を控えていることから、今年中に復旧を終えるとしている。
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