金珉ソク報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
金珉ソク報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国北東部、江原道高城郡にある南北軍事境界線近くの陸軍部隊の見張り所で兵長が銃を乱射し逃走した事件をめぐり国防部は1日、兵長が身柄を確保された状況について、「3重の包囲網のうち最も内側にある包囲網の中で捕まった」と明らかにした。
 同部のキム・ミンソク報道官は同日の定例記者会見で、兵長が逃走中に捜索チームに3度遭遇したが制止されなかったとする一部報道について「(そのようなことは)発生する可能性もあるし、発生しない可能性もある」と述べた。
 また、「兵長が逃走中に別の兵士らに出くわす可能性はあるし本人がそう主張する可能性もある。(兵長と別の兵士との接触の有無を)知る術はない」と説明した。
 さらに、兵長の身柄を確保する作戦過程で交戦があったかについては、兵長と捜索チームで主張に食い違いがあるため捜査で検証していく考えを示した。
 兵長は先月21日、同僚に手投げ弾を1発投げ、銃を乱射。5人を殺害、7人にけがを負わせて逃走し、同23日に身柄を確保された。

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