検問を強化する陸軍=10日、加平(聯合)
検問を強化する陸軍=10日、加平(聯合)
京畿道加平郡の陸軍部隊で10日午前1時ごろ、所属する二等兵が同じ部隊の兵士2人に銃を発射し、実弾と小銃を持ったまま逃亡する事件が発生した。
 陸軍によると、逃亡した兵士は部隊周辺での警戒任務を終えた後、部隊に戻る途中で上兵と兵長の2人に実弾を1発ずつ発射し、小銃1丁と実弾約10発を所持して逃走した。負傷した2人はすぐに病院に運ばれたが、上兵は実弾が左肩を貫通しており、午前4時45分ごろ出血多量で死亡した。兵長は左腕に弾が貫通したが命に別状はないという。

 軍は事件発生直後から加平郡一帯を中心に最高水準の警戒態勢を敷くとともに、逃走した兵士の行方を追っている。銃を発射した動機については明らかになっておらず、部隊関係者らから事件の発生経緯などを聴いている。

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