北朝鮮の水害に対する支援物資を積んだ貨物船が9日午前、仁川港から南浦港に向け出発した。国際支援団体の韓国JTSによると、小麦粉100トンと靴、医薬品などが積み込まれた。同団体は3日にも即席めんや小麦粉、衣類など緊急支援物資を北朝鮮に送っており、あすまでに中国・瀋陽を通じて毛布や履物などを被災地域に送り届ける計画だ。
 一方、同じ船には国際支援団体のグッドネイバースも毛布や小麦粉、衣類、食料品などを積み込んでおり、来週には医薬品も送る予定だ。このほか、韓民族福祉財団や南北助け合い共同体などの団体も支援物資を送っている。これらの団体が加盟する対北支援団体協議会も、各団体とは別途に小麦粉40トンを調達し、毎週水曜日に北朝鮮に送る計画だ。

 民間団体を中心に行われている水害支援物資の提供は、個人や企業の後援もあり、活発に進められている。

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