【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が東部の江原道・元山から金剛山にわたる地域を経済特区の「国際観光地帯」に指定する政令を発表した。朝鮮中央通信が12日報じた。
 同通信は「世界的観光地に変貌する元山地区と東海の名勝地で国際観光を一層活性化させる」と説明した。元山近郊には金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の肝煎りで昨年末に完工した馬息嶺スキー場もある。
 北朝鮮は同地域を国際的観光地として開発中とされるが、国際観光地帯の指定を公式発表したことにより、開発が一層進むものとみられる。
 韓国の民間シンクタンク、IBK企業銀行経済研究所は「外貨を誘致し主要観光地を連結する国際的観光ベルトをつくる動きが本格化する」と予想した。

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