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23日初放送されるMBC水木ミニシリーズドラマ『新入社員』(夜9時55分放送、脚本:イ・ソンミ、キム・ギホ/演出:ハン・ヒ)の主演を演じる、グループSHINHWA(シンファ/神話)のメンバー、エリック(25)は、「これから芝居している間は、僕の本名であるムン・ジョンヒョクで呼んでください」と、演技に対する意欲を見せた。
彼が演じる主人公“カンホ”は、29才のフリーター。就職に失敗し、ビリヤード、漫画喫茶などを転々し、家族からは文句を言われているが、独自の図々しさと余裕を持ち続ける人物。『新入社員』は、そんな彼が、システムのエラーで偶然大企業にトップ合格し、独自のやり方で困難を解決していく姿を描く。
「カンホは勉強以外は出来ないものはありません。たとえ成績のせいで就職できなくても、後で困難な状況が起こっても、自分のやり方で解決していく情熱的な人物です」エリックは、「ちょっとルーズで隙のある姿が、カンホの魅力」と言い、「いたずらしたり、遊び好きのところが実際の僕の性格と似てます」と話した。今までドラマ『火の鳥』などで、主として重々しい役ばかりを演じたので大変だったが、今回はもっとリラックスした姿を見せたいそうだ。
彼は「実際グループ活動をしている時、アルバムを発表した後は、6ヶ月くらい家でジャージばかり着て、カンホのように過ごしていました」「ゴロゴロしているのが身についてしまってます」と笑った。ただ彼は、「今まで出演したドラマでは主にカッコいい姿を見せればよかったんですが、今回は“すごくカッコつけていても、現実の前にすぐに崩れてしまう姿”を表現するのが難しいです」と正直に語った。
エリックは「まだステージで歌う方が楽だし、演技はまだまだ未熟だと思うけど、下手な部分をかんばって練習して、認められるのは楽しいです」という。
SBSドラマ『バリでの出来事』、MBCドラマ『星に願いを』などを手がけたイ・ソンミ、キム・ギホ作家が共同執筆した今回のドラマには、エリック他にハン・ガインが、商業高校を卒業し、検定試験を経て大企業に入社するミオク役を、オ・ジホが、心の傷を隠して堂々と生き抜くエリートのイ・ボンサム役を熱演する。
ハン・ヒPDは、「就職できない青年の姿をリアルに描く一方で、若い人達に希望を与えたい」「コミカルな要素が多いが、同時に人を評価する真の基準についても考えさせるようなドラマを作りたい」と語っている。
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