米テキサス州フォートワースにある同社工場を訪問し、2012年に実施された試験評価後の変更か所のほか、耐久性試験中に生じた亀裂などこれまで発生した欠陥が改善されたかなどについても確認するという。
試験評価団とともに防衛事業庁の交渉チームも同期間に訪米し、価格や技術移転を含むオフセット契約に関する第3回交渉を進める。
今年3月に米国防総省と同社が、2019年にはF35A1機あたりの価格が8000万ドル(約81億5700万円)~8500万ドルに下がるとの見通しを示したことを受け、価格の最大限の引き下げを狙う。
韓国軍は次期戦闘機としてF32Aを2018~2022年に40機導入する。国防総省と同社が示した価格で試算すると、40機の導入予定価格は3兆6000億ウォン(約3600億円)程度。戦闘機本体以外に軍需支援、訓練費用、武装などの追加費用も含めると総額5兆ウォン程度と推計される。
これは韓国政府が策定した次期戦闘機事業の事業総額7兆4000億ウォンを大きく下回る。
防衛事業庁はオフセット契約では、韓国型戦闘機(KF-X)開発に向けた技術移転をめぐる交渉に力を入れている。
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