関係機関によると、卞氏は青瓦台(韓国大統領府)に報告された候補2人のうちの1人で、2日に観光公社の次期社長に最終決定した。大統領の任命により正式就任する。
卞氏は慶尚南道・馬山出身、中央大卒。広告代理店のLGアド(現HSアド)局長を経て国民大教授を務める広告デザインの専門家だ。一昨年末の大統領選では朴槿恵(パク・クネ)陣営の広報を担当し、朴氏当選後は秘書室広報チーム長を担った。観光公社でブランド広告諮問委員としても活躍した。
一方、 卞氏が観光関連の政策や事業に携わった経験がほぼないことから、「コネ」起用との指摘も避けられない。卞氏内定に先立ち、観光公社の労働組合は声明を発表し、「観光公社のトップは観光産業に対する理解と専門性、経営能力などを兼ね備えた人物が任命されるべきだ」と主張していた。
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