科学技術部は3日、これら誘致を表明した政府機関から事業提案書を受け取り検討した後、今月中にもEU側に伝達する予定だと明らかにした。GSS誘致意向書は既に4月に提出している。科学技術部は専門家らによる事業提案書検討委員会を構成し、国内誘致希望機関の事業提案書作成を支援する計画だ。国内誘致の成否は、ガリレオ計画を進める欧州宇宙機関(ESA)が決定する。
GSSは、2010年までに打ち上げられる30個の衛星を地上で監視する施設で、世界20カ所に設置される。科学技術部関係者は、GSSが国内に設置されれば、世界的な衛星測位システムのインフラを国内に確保するという意味とともに、委託運営手数料の収入効果があると説明した。
「ガリレオ計画」は、EUが米国GPS独占に対抗し、独自に全地球的航法衛星システム(GNSS)を構築するプロジェクト。韓国は2月の科学技術関係長官会議で同計画への参加を決定し、EU側に参加の意向を伝えた。プロジェクトの総投資額は34億ユーロ(約4兆5000億ウォン)で、韓国が参加する場合、最低500万ユーロ(約67億ウォン)の現金を支払わなければならない。
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