金珉ソク報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
金珉ソク報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は25日、約4年前に発生した海軍哨戒艦の沈没事件と関連し、北朝鮮の明白な挑発事件だったとあらためて強調した。
 同部のキム・ミンソク報道官は定例会見で、「北朝鮮の潜水艦による魚雷攻撃で発生した明白な挑発事件。にもかかわらず、一部では根拠のない疑惑を提起している」と指摘した。
 海軍哨戒艦「天安」沈没事件は2010年3月26日に黄海の白ニョン島南西方2.5キロ沖で発生。乗組員104人のうち46人が亡くなった。韓国を含む米国、英国などによる軍民合同調査団は同年5月に北朝鮮の攻撃を受けて沈没したと結論付けた。だが、一部メディアや専門家らは現在もこの結論に疑問を呈している。
 金報道官は「これ以上、消耗的な論争で国論を分裂させることがあってはならない。わが軍は46人の勇士の崇高な犠牲精神を忘れてはならない」と強調した。
 沈没事件から丸4年となる26日には全国各地でさまざまな催しが行われる予定。

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