LGテレコムは2日、第2四半期の売上高は9876億ウォンで、営業利益が948億ウォン、経常赤字が2348億ウォン、当期純損失が1954億ウォンだったと明らかにした。
 売上高と営業利益は前年同期比でそれぞれ14.4%と2%増加したものの、経常利益と当期純利益は赤字に転じた。第1四半期と比較すると、売上高は4.7%増えたが、営業利益は10.8%減少し、経常利益と当期純利益は赤字となった。

 LGテレコムは、2ギガヘルツ帯の同期式IMT2000事業権許可中止に伴う周波数割当対価などが経常赤字を招いたほか、繰り延べ税金資産の計上で法人税費用が394億ウォン発生したことが、当期純損失につながったと説明した。営業利益の減少は、通信委員会と公正取引委員会からの課徴金(176億ウォン)、マーケティング費用と貸倒償却費の増加など、第1四半期に比べ営業費用が5.1%増加したため。

 しかし、第2四半期の加入者1人当たりの月間平均収入(ARPU)は3万6300ウォンに達し、前年同期より2.4%増えている。LGテレコムは、新規・純増市場のシェアはそれぞれ24%と26%を示すなど、質・量ともに安定的な成長を続けていると強調した。

 また、サービス売上高は7430億ウォンで、前年同期比12.2%増、前四半期比では2.9%増となった。これは、優良加入者の持続的な流入などユーザー増加の結果と分析された。

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