国防部は2日、先月ソウルで開かれた第9回韓米安保政策構想(SPI)会議で返還に合意した在韓米軍基地15カ所について、現在進められている在韓米軍地位協定(SOFA)に基づく手続きが完了次第、一般に公開する予定だと明らかにした。
 15の基地にはキャンプ・ハウス、スタントン、ジャイアントや自由の橋、国連司令部コンパウンド、梅香里射撃場、ソウル駅米軍事務所などが含まれる。国防部は先月15日に、これら基地の警備・管理業務を引き継いだ。

 返還手続きは、SOFA環境分科委員会が初期段階として米国が示した「公知の、緊急かつ実質的危険」(KISE)や油類貯蔵タンクなど汚染8項目が改善されているかを確認する。さらにSOFA施設分科委員会が施設状態を確認した後、外交通商部北米局長が委員長を務めるSOFA合同委員会が最終承認すれば、すべて完了する。

Copyright 2006ⓒYONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0