2月に開かれた最高人民会議代議員選挙の有権者会議=(聯合ニュース)
2月に開かれた最高人民会議代議員選挙の有権者会議=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮で9日に実施される第13期最高人民会議代議員(国会議員に相当)選挙の候補者推薦・登録が完了した。朝鮮中央通信が6日、伝えた。
 中央選挙委員会は前日発表した報道を通じて、全国すべての選挙区の有権者会議で推薦された候補者らが登録を済ませたと明らかにした。候補者名簿は公開しなかった。
 金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は先月19日に第111号白頭山選挙区に候補登録した。白頭山は、故金日成(キム・イルソン)主席が抗日パルチザン活動を展開し、金正日(キム・ジョンイル)総書記が生まれたとされている。
 北朝鮮の憲法で最高主権機関に規定されている最高人民会議代議員選挙は、5年に1度実施される。選挙日2か月前の公告後、10日以内に中央選挙委員会が構成される。選挙日15日前に選挙人名簿の作成・公示が、選挙日3日前に候補者登録が、それぞれ完了する。
 北朝鮮当局が100%選挙参加と賛成投票を促しているため、今回登録した各選挙区の単独候補者らは投票を経て全員当選するとみられる。

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