北朝鮮の韓米軍事演習延期要求　韓国国防部が拒否

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が今月24日からの韓米合同軍事演習の延期を求めていることについて、韓国国防部のキム・ミンソク報道官は13日の定例会見で、「国家安保のための防衛軍事演習と人道主義目的の離散家族再会を関連づけるのは間違い」とし、延期要求に応じない考えを明らかにした。
　北朝鮮は前日開かれた韓国との高官級協議で、離散家族再会実施に同意しながらも、軍事演習中には開催できないとして、演習の延期を求めたとされる。
　離散家族再会行事は20～25日に行われる予定だが、韓米の合同軍事演習「キー・リゾルブ」と野外機動訓練「フォールイーグル」は24日から始まるため、2日間重なることになる。
　金報道官は「韓米合同軍事演習の日程と規模は昨年韓米が合意したもので、既に兵力が動いている。9日に北朝鮮にも通知している」と説明した。