「アリラン2号」と交信する航空宇宙研究院衛星運用センターの大型アンテナ=29日、大田(聯合)
「アリラン2号」と交信する航空宇宙研究院衛星運用センターの大型アンテナ=29日、大田(聯合)
韓国9番目の人工衛星となる多目的実用衛星2号「アリラン2号」が正常軌道に進入した。打ち上げから約7時間後の28日午後10時58分から13分にわたり、大徳研究団地の航空宇宙研究院にある地上局との交信に成功した。交信ではアリラン2号から各種の資料を受信し、これを分析した結果、正常軌道に到達し問題なく作動していることが確認された。
 韓国時間の28日午後4時5分にロシアから打ち上げられたアリラン2号は、午後5時26分にケニアの地上局と交信したのをはじめ、6回にわたりノルウェーなど海外の地上局との交信に成功した。

 アリラン2号は初期運営体制に入っており、機能検証やカメラの汚染防止作業などが終わる2カ月後から衛星から映像などが送られてくる見通しだ。

Copyright 2006ⓒYONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0