韓国で9基目となる人工衛星アリラン2号成功の確認は、発射から2時間後にロシア側の正式発表を通じて行われる。アリラン2号は打ち上げから48分後に切り離しに成功、その7分後に太陽電池板を広げて電力生産を行い作動した。発射から80分後にはケニアに位置するドイツの地上局との交信を始める予定だ。大田の衛星運営センターとの交信は打ち上げから6時間55分後、同日午後11時ごろになる見通し。
航空宇宙研究院の関係者は「アリラン2号との初交信は軌道進入の正確度や軌道情報の算出などで1~2日ほど遅れる可能性がある」と説明している。韓国の地上局との初交信後は、衛星体の健全性評価や衛星本体の機能点検、搭載カメラの汚染防止作業など約2カ月間の初期運営を経て、早ければ9月末ごろ本格的な映像データの送信を開始する予定だ。
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