【北京聯合ニュース】日本維新の会のアントニオ猪木参院議員は16日、4日間の訪朝を終え、経由地の中国・北京で記者団に対し、張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長の処刑後の北朝鮮で特別な変化は感じられなかったと述べた。
 朝鮮中央通信によると、猪木氏は15日に朝日友好親善協会顧問を務める朝鮮労働党の金永日(キム・ヨンイル)書記(国際部長)と会談した。訪朝初日の13日に平壌・万寿台の丘にある故金日成(キム・イルソン)主席と故金正日(キム・ジョンイル)総書記の銅像に献花したほか、翌14日には東部の江原道・元山近郊にオープンした馬息嶺スキー場を見学した。
 猪木氏は昨年11月の前回訪朝時に国家体育指導委員長としてスポーツ分野を統括していた張成沢氏と会談したが、張氏は翌月に処刑された。

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