【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は7日、シリア内戦の影響で宗派対立が激化しているレバノンのトリポリ、アルサル、ヘルメルに対する特別旅行警報を発令した。
 韓国では昨年、4段階の旅行警報制度とは別に、海外で危機的状況が発生した際に迅速に現地の国民に知らせ関連措置を取る「特別旅行警報制度」を導入した。危険度によって該当国への旅行を制限し現地の韓国人に身辺の安全を確保するよう注意を促す1段階(特別旅行注意報)と、現地の韓国人に短期的な退避を勧告する2段階(特別旅行警報)に分けて運用される。
 また、同部は治安が悪化しているレバノンの首都ベイルートとサイダに出していた旅行警報を2段階の「旅行自制」から3段階の「旅行制限」に引き上げる方針だ。

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