キムさんが暮らす同道の教育庁は今年3月に同書の韓国語版を発刊し、8月には日本語版を発刊。慰安婦問題に対する国際社会の正しい理解と教育を促すため英語版と中国語版の作成も進めてきた。英語版1000冊と中国語版500冊のほか教員用指導書も発刊する計画だ。
同書は慰安婦問題や女性・人権・平和運動分野で活動する国際非政府組織(NGO)のほか、国連の社会権規約委員会など国際機関にも送付される予定だ。
同書の発刊が当初の予定より1か月程度遅れたことについて関係者は「最近、慰安婦の被害者像について日本政府が敏感に反応していることを踏まえ、証言録の中で誤解を呼ぶ余地を無くすよう用語などを再検討したため」と説明した。
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