現代自動車の労使交渉が暫定合意に達し、組合は21日間にわたるストを終結させた。
 26日夜に始まった18回目の労使交渉には、尹汝チョル(ユン・ヨチョル)社長と、パク・ユギ労組委員長ら双方の交渉代表50人余りが出席し、7万665ウォンの賃金引き上げなどを骨子とする賃上げ案に暫定合意した。暫定合意案には、▼交渉妥結後に成果金100%と品質生産向上激励金100万ウォンを即時支給▼年間事業計画の100%超過時、生産目標達成成果金150%の支給▼11月に品質目標達成激励金100万ウォンを支給――などが盛り込まれた。

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 暫定合意を受け、輸出中断など事態が拡大していた現代自動車のストは21日ぶりに終了し、27日から正常操業が始まる見込みだ。

 労組は5月9日に会社側との賃金交渉に入ったが、双方の溝が埋まらず、先月26日から部分ストに突入していた。同社のストは1995年以来12年連続となった。今年のストでは車両9万3882台が生産できず、1兆2958億ウォンの生産損失を被った。

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