情報通信部が26日に明らかにしたところによると、韓国情報通信産業協会(KAIT)が6月27日から6月29日まで、1312社を対象に情報通信産業の企業業況指数(BSI)を調査した結果、6月の国内情報技術(IT)産業BSIは前月から3ポイント下落し83となった。また、7月は83、8月は85と当面悪化の傾向が続くものと見通した。
 BSI指数は、企業の体感景気を数値化したもので、100ポイントを基準値とし、上回ると好転、下回ると悪化を意味する。

 体感景気の悪化原因には、世界的な景気下落傾向、ウォン高による輸出競争力の弱化、原油価格の高騰に伴う原価上昇、携帯電話分野での競争激化と収益性の悪化、新規事業の移動マルチメディア放送(DMB)分野の需要拡大不振などが挙げられた。

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