【ワシントン聯合ニュース】韓国外交部の金奎顕(キム・ギュヒョン)第1次官が今月中旬ごろに米ワシントンを訪問し、バーンズ米国務副長官と戦略対話を開く。ワシントンの外交筋が8日(現地時間)、明らかにした。
 双方は中国の東シナ海への防空識別圏設定や韓国の防空識別圏(KADIZ)拡大発表後の状況を評価し、域内の対立や危機管理に向けた対応策を協議すると予想される。
 行き詰まりを見せている北朝鮮との核交渉、日本の集団的自衛権の行使容認検討、韓日間の対立などについて意見を交換し、イラン、シリアなど中東地域の問題や国際的懸案についても協議する予定だ。
 このほか、韓米連合司令官(在韓米軍司令官兼務)から韓国軍への有事作戦統制権移管、在韓米軍駐留経費負担(おもいやり予算)などについても調整する見通しだ。

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