ソウル江南区・水西洞からの高速鉄道(KTX)路線をめぐり、コレールの運営方針に反発したもの。コレールは「水西発KTX」を運営する子会社を設立する予定だが、労組は「事実上の民営化」と反発している。コレールと労組は8日午後から最終交渉を行ったが、意見の隔たりを埋められなかった。
KTX、首都圏列車、通勤列車は平常時と同様100%正常運行し、セマウル・ムグンファ号は平常時の60%水準が維持される。貨物列車の運行は通常より36%減る。ストが長期化すれば、列車運行および物流運送に大きな支障が出るとみられる。
労組側は「今回のストは国民の鉄道を守るために不可欠な選択。国民の多くが反対する鉄道民営化を防ごうとする鉄道労働者の立場を理解してほしい」と訴えた。鉄道労組のストは4年ぶり。
一方、コレールの崔然恵(チェ・ヨンヘ)社長は「労組のストは名分も実利もない、明白な不法スト」と指摘し、職場復帰を求めた。
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