今回の開発は、化粧品メーカーのアマランス化粧品が研究費の一部を支援し、水産科学院が2002年から研究を続けていたもの。6カ月間の消費者反応調査を終え、スキンローションなど5種類の化粧品が「ソラビー」という商品名で同日、発売された。
パク・ヒヨン の最新ニュースまとめ
水産科学院傘下の生命工学研究団に所属するパク・ヒヨン博士ら研究チームは、2003年にヒトデのコラーゲンを産業生産する技術の開発に成功し、発明特許を出願した。2004年にはヒトデのコラーゲンを国際化粧品原料辞典に載せ、昨年はコラーゲンの化粧品生産技術をアマランス化粧品に渡し、商品化を成功させた。
韓国では年間1400トン余りのコラーゲンを食品や化粧品、医薬品などに使用しているが、そのほとんどを輸入に頼っている。パク博士は、沿岸漁場に大きな被害を与えるヒトデを用いて高付加価値商品を生産すれば、水産業の生産性向上はもちろん700億ウォンの経済的付加価値や輸入代替効果が得られると期待している。
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