斗山は27日、在日韓国人の石山一秀(韓国名:宋一秀<ソン・イルス>)2軍監督を第9代監督に選任したと発表した。契約期間は3年。
昨年から斗山を率いてきた金鎮旭(キム・ジンウク)監督は2年連続でチームをポストシーズンに進出させたものの、それ以上の指導力を望む球団側の期待に応えられず、契約期間を1年残して解任された。
石山氏は京都の平安高校を卒業後、1969年に近鉄(オリックスの前身)でプロ生活を始め、83年まで捕手として活躍した。翌年にサムスンに入団、3年にわたり韓国で選手生活を送った後に現役を引退した。引退後は日本でコーチやスカウトなどを務め、今年斗山の2軍監督に就任した。
斗山は石山氏について「原則と基本テクニックを重視しながらも、試合中の状況対処能力が優れており、創意的で攻撃的な野球を駆使する」と評価している。
石山氏は監督に抜擢されたことについて、「全く想像していなかったため驚いた。ファンへの一番のプレゼントは格好良く勝つ野球を見せること。私の全ての情熱と能力を注ぎ込みたい」と意欲を語った。
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