パク・ハンビョル
パク・ハンビョル
SBS新日日ドラマ(連続ドラマ)「大切に育てた一人の娘」(原題)で主人公チョン・ハナで、お茶の間に帰ってきた女優パク・ハンビョル

パク・ハンビョル の最新ニュースまとめ

 2002年に雑誌モデルとして芸能界にデビューした彼女は映画「女高怪談3‐狐の階段」やドラマ「ファンタスティック・カップル」などを通じて青春の魅力を見せた。

 しかし2010年SBS「オー!マイレディー」と昨年MBN「ますます意気揚々」を最後に、中国で活躍しており国内放送ではお目にかかるのが難しかった。

 27日午後、永登浦(ヨンドゥンポ)タイムズスクエアで開かれた「大切に育てた一人の娘」制作発表会で彼女は、これまでとは違ったショートカットで注目を集めた。

 「生まれて初めてロングヘアを短く切りました。でもそんなにたいしたことではありませんでした。むしろ制作陣が『泣かなかったのか』、『震えなかったのか』と心配してくださいました」

 劇中、彼女が引き受けたハナは数百年の伝統の家族企業「ファンソ醤油」を受け継ごうと娘ではなく息子に偽装したまま生きていく人物。男装女性のキャラクターを演じる過程でヘアスタイルを変えたものだ。

 女優としてこのようなキャラクターを復帰作の役に選ぶのは簡単ではなかったはずだ。

 パク・ハンビョルは「イメージ変身をしたかったんです。大衆が思うわたしのイメージが実際の姿と違ったために」とし「これは作品で見せるしかないと思い、このドラマが実際のわたしの姿と非常に似ていました」と出演のきっかけを伝えた。

 「人々が思うわたしのイメージは清純で女性らしいようです。悪く見ればツンとしていてキツネのようらしいです。実際、わたしは女性らしい面もなくてキツネでもありません。むしろ、男みたいな性格ですよ」

 彼女は「わたしは実際には男兄弟がいない一人娘です。母親と友人のように過ごす方です」とし「劇中、ハナは母親と友人のようには過ごしませんが、気さくで礼儀正しいです」とハナと自分の違いも指摘した。

 パク・ハンビョルにとって男装女性のキャラクターは格別な挑戦だったが、作品そのもので見れば、今まで男装女装のコンセプトをお目見えさせたドラマは「コーヒープリンス1号店」や「風の絵師」、「火の女神チョンイ」など多い。どんな変わった男装演技を見せてくれるのか関心が集まっている。

 彼女は「他のドラマが『女性を隠して男性として生きていく感じ』ならば、この作品は『息子として生きていく娘』です」、「異性間の問題より、家族間の切ない気持ちが表現されるという点が大きく違います」と述べた。

 ドラマを演出したチョ・ヨングァンプロデューサーは彼女に男装女性のコンセプトを借用した他の作品を前もって見ないでほしいと注文したという。他のキャラクターを真似るよりは独自のチャン・ハナのキャラクターを直接作ることを望んだのだ。

 「他の作品を見るとそのキャラクターを真似することになるので、見ないでこのキャラクターだけを考えてほしい、とおっしゃいました。難しい注文でしたよ。通常は撮影前に他の作品を参考にするのが普通じゃないですか」

 パク・ハンビョルは「男女の行動は思ったより大きく違わないんです。男性のように見せようとすれば、それがもっとぎこちなく見えるのではないかと思って、自然にしようと努力中です」と自分だけの演技ポイントを説明した。

 ドラマは来月2日午後7時20分に初放送される。

 「わたしは髪の毛が多いほうなので、いまは髪を洗って乾かす時間が20分は短くなったみたいです。でも友達と一緒にコーヒーショップに行くと(わたしだと)分からないようです。しばらく探してから電話が来たことも多いんですよ。ハハ」




SBS「大切に育てた一人の娘」 - ポスター撮影現場
SBS「大切に育てた一人の娘」 - ポスター撮影現場




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