衛星を搭載したロシアのドニエプルロケットは、予定通り打ち上げから約112秒後に1段目と2段目、約5分半後に最後の上段が切り離された。科学技術衛星3号は打ち上げから929秒後にロケットから分離されたという。
初の交信は打ち上げから89分後の午後2時50分(日本時間午後5時50分)ごろ、北極に位置するノルウェー・スバールバルの地上局で行われる。交信の際に衛星が軌道に乗ったかどうかを確認できる。
科学技術衛星3号は韓国で初めて開発された宇宙観測用赤外線カメラを搭載しており、上空600キロで初期宇宙の研究に向けたデータを転送する。また、朝鮮半島の海水温度分布調査、山火事や災害監視などにも役立てられる見通しだ。
ドニエプルロケットには科学技術衛星3号を含め23個の衛星が搭載されている。
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