韓国銀行が24日に発表した「偽造紙幣の発見現況」によると、上半期に押収された偽造紙幣は合計1万4311枚で、前年同期の6345枚に比べ2倍以上増加した。これは昨年1年間に発見された偽造紙幣1万2889枚を上回っている。
 特に1万ウォン札の偽造が9872枚に上り、前年同期に発見された1656枚の約6倍となった。このうち半分以上に当たる5893枚はスロットなど成人向け娯楽施設から発見された。これを除いても、残りの3979枚は前年同期1656枚の2倍以上になる。

 1000ウォン札の偽造は452枚で前年同期に比べ7倍ほど増えた。このうち349枚はソウル市内の洗車場に設置された両替機から発見された。5000ウォン札の偽造は3987枚で、13.8%減少したが、新5000ウォン札の偽造は上半期に11枚に上った。

 韓国銀行関係者は、両替機に設置された紙幣認識装置の性能が低下し、偽造紙幣が使用されるケースが増えていると説明している。

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