カスパー枢機卿は、法王庁内でローマ法王ベネディクト16世に次ぐ地位にある人物で、世界キリスト教会の代表的神学者。盧大統領に対し、韓国民の平和と韓国教会の発展を望むとする法王の言葉を伝えた。また、法王は朝鮮半島の統一を強く願っていると伝え、自らもドイツ出身であることから、分断の苦しみと痛みを痛感していると述べた。さらに、洪水被害による犠牲者と遺族らに対し哀悼の意を伝えた。これに対し盧大統領は、法王の言葉に感謝の意を伝えた。
会談には天主教ソウル大教区長の鄭鎮ソク(チョン・ジンソク)枢機卿らが同席した。
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