カスパー枢機卿(左)を握手を交わす盧武鉉大統領=24日、ソウル(聯合)
カスパー枢機卿(左)を握手を交わす盧武鉉大統領=24日、ソウル(聯合)
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は24日午前、第19回世界メソジスト教会大会に出席するため訪韓しているローマ法王庁キリスト教一致推進評議会の議長を務めるヴァルター・カスパー枢機卿と、青瓦台(大統領)で会談した。
 カスパー枢機卿は、法王庁内でローマ法王ベネディクト16世に次ぐ地位にある人物で、世界キリスト教会の代表的神学者。盧大統領に対し、韓国民の平和と韓国教会の発展を望むとする法王の言葉を伝えた。また、法王は朝鮮半島の統一を強く願っていると伝え、自らもドイツ出身であることから、分断の苦しみと痛みを痛感していると述べた。さらに、洪水被害による犠牲者と遺族らに対し哀悼の意を伝えた。これに対し盧大統領は、法王の言葉に感謝の意を伝えた。

 会談には天主教ソウル大教区長の鄭鎮ソク(チョン・ジンソク)枢機卿らが同席した。

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