【ソウル聯合ニュース】昨年、北朝鮮の結核による死亡率が前年より低くなったと世界保健機関(WHO)の報告書を引用し、米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が24日、伝えた。
 WHOがこのほど発表した報告書によると、2012年の北朝鮮の結核死亡者は人口10万人当たり9人で、11年(同10人)より減少した。
 だが、昨年結核を発症した人は10万人当たり409人で、11年の404人よりわずかに増えた。アジア地域では東ティモールに次いで2番目に多い。
 昨年の全体の結核患者数は9万1885人と集計された。
 ただ、北朝鮮はWHOが指定した22の結核集中発生国には含まれなかった。

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