金剛山の現場には現在、現代峨山・現代建設社員、協力企業の労働者を含む計135人が滞在している。現代峨山は北朝鮮側との協議の結果、まず1陣としてこのうち102人と工事装備を撤収し、今後も協議を重ね追って撤収させていく方針だ。残り33人のうち、一部は工事中断に伴う施設管理と維持補修のため、当面現場に残ることになるという。
北朝鮮側は19日午後、金剛山観光総会社を通じ、現代峨山に金剛山面会所の建設を中断し21日までに現場から従事者を撤退させるよう通告していた。
また現代峨山は、20日に国内オンラインメディアが「北朝鮮が現代峨山に対し金剛山観光中断を通告した」と報じたことに対し、「事実無根」と否定した。同社は報道直後に資料を配布し、北朝鮮側からは金剛山観光中断に関する言及は一切なく、そうした通告は受けていないと説明し、金剛山観光は今後も滞りなく進行されると述べた。物資支援や離散家族面会などの人道的問題と、南北経済協力は本質的にまったく異なる性質のため、一連の問題に金剛山観光を関連づけすることは適切でないと強調している。
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