【南楊州聯合ニュース】アジア・オセアニア地域のスローフードを紹介する国際イベント「2013AsiO Gusto(アシオグスト)」が1日、ソウル郊外の京畿道・南楊州で開幕した。
 アジア・オセアニアの62カ国・地域中、43カ国・地域が参加し、「スローフード 味で変える世界」「生産はオーガニック、食膳はスローフード」をテーマに、6日まで行われる。
 イベントは開場前から観覧客でにぎわった。展示館や約500のブースは同日午前9時から運営を開始。会場を漂う甘い香りや世界各国の珍味が観覧客の目を引いた。
 有料展示場のテーマ館、国際館、国内館では76カ国・地域の料理1179種類や30カ国・地域の伝統料理を披露している。イタリアやフランス、韓国の正統コース料理を味わえるレストランはテーマ館に設置された。
 世界料理通りでは22カ国・地域の料理やビール、ワイン、コーヒーなど27種類を味わえる。両脇に約40メートルにわたり並べられているブースで、伝統衣装を身にまとった楽士の演奏を聞きながら料理を堪能できることも魅力の一つ。
 開幕式は体育文化センターの室内体育館で午後4時から約130分間開催される。各国の穀物を入れた餅を祭壇に供え、天に感謝の意を示す儀式も開かれる。各国の音楽やパフォーマンスなど、多彩なイベントも行われる。
 各国の識者がスローフードについて話し合うコンファレンス、入場客がスローフードについて学び、体験するワークショップなどは2日から進められる。イベントホームページ(www.asiogusto.org)で予約を受け付けている。

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