「韓日交流おまつり2013 in Seoul」の様子=15日、ソウル(聨合ニュース)
「韓日交流おまつり2013 in Seoul」の様子=15日、ソウル(聨合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国と日本が交流を深める恒例の「韓日交流おまつり2013 in Seoul」が15日、ソウルのCOEX展示場で開かれた。両国関係の冷え込みにもかかわらず、今年は昨年を上回る約4万5000人が来場する盛況ぶりをみせた。

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 おまつりは両国の国交正常化40周年を記念する「韓日友情年」の2005年に始まり、今年で9回目。両国の市民らがボランティアとして多数参加する最大の文化交流イベントとして知られる。実行委員会によると、今年はイベントをサポートするボランティアの募集に対し、約1000人が応募した。ボランティアの数は過去最高の約700人という。

 今年のテーマは「めばえる希望、未来へ」で、3部構成。韓国のポップオーケストラの演奏で始まり、両国の合同プロジェクトチームの公演が続いた。韓国体育文化観光の趙顕宰(チョ・ヒョンジェ)第1次官は「韓日両国が共につくっていく文化交流の場として、両国文化に対する理解や友好を増進することに大きな役割を果たしている」と祝辞を述べた。また、「両国の国民が互いの文化を正しく理解し、21世紀をけん引していくパートナーとして心を分かち合うことを期待する」と強調した。

 2部では和太鼓を軽快に打ち鳴らして踊る「沖縄エイサー」、徳島の「阿波おどり」、韓国伝統芸能の打楽器演奏「サムルノリ」と和太鼓の合同公演も行われた。俳優の三浦春馬さんがトークショーに登場し、韓国語で「アンニョンハセヨ」とあいさつ。「大好き」という韓国の歌手キム・ボムスの「会いたい」を披露するなどし、会場を盛り上げた。

 3部では韓国人気グループの2AMとGLAM、日本のロックバンドHemenwayの公演や弘前ねぷたなどが披露された。

 会場には両国の伝統料理や衣装などを体験できるブースも多く設置され、金魚すくいができるブースなどには長い列ができた。会場を訪れた20代の韓国人女性は「アニメが好きで去年に続き、今年も来ました。わくわくして楽しいです」と笑顔を見せた。

 おまつりは東京・日比谷公園でも9月21、22の両日に開催される。 

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