北朝鮮側が離散家族の面会を中断すると通告したことについては、「遺憾に思う。8月の映像面会を期待していた離散家族に申し訳ない」とし、政府としては早期に再開されるよう努力すると述べた。そのために必要となる対北朝鮮支援の再開に向け、状況好転を図ると強調した。
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離散家族面会の中断背景となった韓国による対北朝鮮コメ・肥料支援の留保措置に関しては、韓国政府の決定は対北朝鮮制裁に同調するものではなく、北朝鮮が韓国の懸念と立場を考慮せず状況を悪化させたとの判断に基づくと説明した。ミサイル発射という状況下でコメ・肥料支援は国民の支持を得られず、この点も北朝鮮に事前に伝えており、やむを得ない措置だったとして北朝鮮側の責任を強調した。
国連安全保障理事会が対北朝鮮決議案を採択した後の対応方針と関連し、李長官は「決議案を支持し、正確に分析してから落ち着いて対応する」と述べた。決議案の過度、過小解釈はともに適切でなく厳格に解釈すべきで、圧迫と制裁だけで進むことには反対する立場を明確にした。あわせて、金剛山観光と開城工業団地事業の継続には強い意志をうかがわせた。
当面は南北関係が難しくなる可能性もあるが、現在の状況を好転させる過程で南北対話を進める方針だという。
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