両鉄道の運営には北朝鮮の協力が必須前提条件となるが、ヤクーニン社長は北朝鮮との問題は政治にも関連することだとし、「ロシア鉄道公社は(北朝鮮の協力を引き出す)簡潔な解決策を提示することができる」と述べた。両鉄道の連結運行事業は、韓国と北朝鮮、ロシアの3者に共通の利害関係をもたらすもので、韓ロ、朝ロの首脳会談を通じこれまで何度も協議してきたと強調した。
ヤクーニン社長は韓国に次いで北朝鮮も訪問する計画。北朝鮮では金竜三(キム・ヨンサム)鉄道相と朴奉珠(パク・ボンジュ)首相に会う予定だという。訪朝は、ロシアが国際企業連合の調停者の役割を果たす北朝鮮・羅津とロシア・ハッサン間の鉄道工事の具体的な推進策について協議することが目的だと説明した。鉄道公社社長としての訪朝で、朝鮮半島問題に関連しプーチン・ロシア大統領からのメッセージを伝えることはないとしている。
また、ヤクーニン社長と韓国鉄道公社の李哲(イ・チョル)社長、金鉄道相の間の信頼関係もあついと強調した。
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