パク常務は交渉の背景について、グループ内部で「次世代事業への重複投資は望ましくない」との結論がまとまり、ＬＧフィリップスＬＣＤがアクティブマトリクス型（ＡＭ）ＯＬＥＤ事業に積極的な投資を行うことになったと説明した。これでＬＧグループ内のＯＬＥＤ事業は、ＬＧフィリップスＬＣＤに一本化されることになる。
パク・ソンホ の最新ニュースまとめ
ＬＧ電子は現在、亀尾工場に２つのパッシブマトリクス（ＰＭ）ＯＬＥＤ量産ラインを稼動しており、携帯電話端末機に装着されるＰＭ－ＯＬＥＤを年間約３００万個生産している。ＬＧフィリップスＬＣＤは、第４四半期からＡＭ－ＯＬＥＤの量産を開始する計画だ。ＬＧフィリップスＬＣＤがＬＧ電子の既存のＰＭ－ＯＬＥＤ事業も買収した場合、次世代ディスプレーとして脚光を浴びているＯＬＥＤ事業での競争力が全般的に拡大される見通しだ。
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