テーマは「無限の可能性を提供する」。消費者家電(CE)担当の尹富根(ユン・ブグン)社長は「サムスンは世界各地で人々の生活文化と行動パターンを研究し、その結果を製品革新の源とする」と説明しながら、サムスンを動かす三つの原則として「人」「革新」「社会」を挙げた。サムスン電子は革新的な製品を開発するため、世界の主要拠点エリアに計五つのライフスタイル研究所を設けている。各地域の消費者の生活パターンを理解すると同時に、製品開発のインスピレーションを得ているという。
サムスン電子は、IFAに出展する98型の超大型4K対応テレビをはじめ、冷蔵室を二つに分けたフードショーケース冷蔵庫、本体とタイヤが別々に動き方向転換がしやすいモーションシンク掃除機などを公開した。いずれも消費者の行動を研究した成果に支えられた、「革新」がキーワードの製品だ。
世界で初めて近距離無線通信「NFC」を取り入れたプリンターも披露した。また、世界の有名シェフと組んで家電製品の企画からマーケティング、発売まで行う中長期プロジェクトを紹介した。
記者会見には韓国と海外の記者約1000人が集まった。
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